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【経営層必見】なぜ、一期目・二期目から黒字経営ができたのか?その答えはシステムで組み立てた月次決算にあり

こんにちは、システム戦略家®の大瀧です。

経営者として2年生の私でありますが、自信を持って言えることがあります。

それは

「黒字化経営は当たり前。1期目も2期目も黒字着地で税金をしっかり収めます」

ということです。

現在、弊社は5名の社員と2名の外部パートナーに、私を含め合計8名の企業規模です。
2019年11月に一人で創業し、一期目黒字、二期目も順調に黒字で終わりを迎える予定です(決算月:7月)。

この数字を作り出せたのは、紛れもなく多くの方の支えがあってこそであり、現在のところ、弊社は順調に成長をしております。

では、なぜ創業一年目にして黒字になり、二年目に数名雇ったうえで、黒字着地ができるようになったのか。
このブログを通して、私がこれまで学んだ経験やノウハウを残していきたいと思います。

赤字経営から黒字経営に。そして次世代に少しでも優良企業を残せるよう、悩みを抱えている経営者のご参考になることがあれば幸いです。

まず、黒字着地するために重要な要素の一つ。

それは「キャッシュフロー」の早期把握です。

なぜ、キャッシュフローの早期把握が必要なのか?

私は独立前、クラウド会計ソフトの二大巨頭の一つ「freee株式会社」におりました。

その間、税理士や会計士の士業の方々とお話する多くの機会を頂戴しました。

その中で印象に残った言葉があります。

「なぜ数字の見える化を早期化する必要があるとお考えですか?」

私ははじめ、この問いに「どういうことだろう?」「期待している回答じゃない!」と思いました。

しかし、自分自身で会社を経営することでこの言葉の理解が深まっていきました。

上場企業であれば、会社は株主のために利益を残し、配当する。

その利益は、社会の発展・地域貢献するためと教えていただきました。

しかし、未上場会社&中堅・中小企業はその「想い」だけではさまざまなことに制限がかかります。

その制限を少しも緩和するためにはキャッシュ(お金)が必要です。

例えばモノに投資したり、ヒトに投資したりするが該当します。

会社のリソースは「ヒト・モノ・カネ・情報」です。

「カネ」がないと投資ができません。

だからこそ、流動性の高いお金の情報をすぐに確認し、

自社におけるカネの動きが今どのような状態で、近い将来どのような動きになるのか。

それを把握するためにも、キャッシュフローを早期に把握することは重要です。

そして、「月次決算」も非常に重要な要素の一つとなります。

月次で決算をする本質的な理由

この章では、「月次決算をする理由」について説明いたします。

まず、月次決算をする理由は黒字経営をするためです。

ただ、黒字経営になれば月次で数字を把握する必要はありません。

3ヶ月に一度、半年に一度でもいいかもしれません。

しかしながら、弊社では絶対的に「月次決算」が重要と考えています。

この物事の本質に触れる前に、少しだけ私が創業時に考えていた事をお話しします。

2019年11月22日に3rdコンサルティング株式会社を創業。

その時の想いはこちらに綴っております。

以下、記事からの抜粋です。

自分一人の力ではできることか限られる。
私一人の影響力は微々たるものです。
なので、信頼してくださる方の力をお借りして、
信頼している人のその先にある人にもITを伝播させたい。
一人の影響力より、二人、三人と多い方が円が大きくなっていきます。
なので応援されるというのは非常に重要な要素と思ってます。

創業の半年前ほどは一人でビジネスをするつもりでした。

個人事業主でいいかな、100歩譲って合同会社でいいかなと。

しかし、あるとき尊敬している会社の経営者に、このようなご助言をいただきました。

(私のバイアスがかかっていますが、当時は衝撃を受けすぎてこのような雰囲気に聞こえました)

ハッとしました。

たしかに私は「自分だけ」

そして「自分の周りだけ」幸せになることを考えていました。

しかし、それでは社会・地域は発展しません。

そこで私は責任の範囲を大きくするためにも「株式会社」という選択を取り、人を採用をしました。

従業員が1人、2人と増えていき、救えるお客さまの輪が広がっていきました。

一方で、社員は家族です。社員の家族も家族です。

つまり、3rdコンサルティング株式会社が潰れると社員と、

その家族まで巻き込むことになってしまいます。

お客さまも社員も社員の家族をすくための、源泉となるのが「キャッシュ」です。

まだ二期目の会社ですが、多くの金額をITツールの研究や人への投資も行っております。

夢物語だけで、会社が潰れると自分自身だけではなく、3rdコンサルティング株式会社に関わる全ての人に迷惑をかけてしまいます。

だからこそ、そのような状況にならないため。

3rdコンサルティング株式会社の大黒柱、船長として船を安全な方向に導きつつ、チャレンジングをしながら影響の輪を少しずつ広げていっております。

そのような背景があり、私が生まれ育った福岡・香椎に少しでも恩返しをしようと、香椎にオフィスを構えております。

これも一種の地域貢献と考えております。

香椎オフィスに関しましては、こちらのブログもご覧ください。

話を「現在」に戻します。

つまり、弊社が月次決算を行う理由は

「自分が地域・社会に貢献できる最大限のパワーをしっかりと把握し、我々を必要としている企業に届けたい」

という考えからです。

では、次に弊社が月次決算を可能にするために実施している3つのポイントについて解説していきたいと思います。

月次決算を可能にするために取り組んでいる3つのこと

月次決算を可能にするために取り組んでいることは、以下の3つです。

一つずつ解説していきます。

自社で経理を実施し、数字の感覚を肌で感じる

経理作業だけならば、税理士事務所に「記帳代行」「経理代行」の2点を依頼したほうが正確かつ金額も安いと思います。

しかし、税理士事務所へ依頼すると当月の数字が翌々月にしか見られない状態になります。

理由は下記のようなスケジュールの差があるからです。

そして、ポイントがもう一つあります。

弊社では、肌で感じる「数字」を、全体まとめての数字ではなく、用途によって口座を分けるようにしています。

弊社では大きく分けて4つの口座が存在します。

  1. 売上用口座
  2. 事業経費用口座
  3. 利益用口座
  4. 税金用口座

例えば、口座の合計金額が5000万円だとします。

この5000万円という数字をみて安心か安全でないかは、

全体を見ただけではパッと把握することができません。

だからこそ、

  1. 売上用口座:2000万円
    ⇒流動性が高いお金
  2. 事業経費用口座:1000万円
    ⇒いずれなくなるお金
  3. 利益用口座:1500万円
    ⇒基本的に引き出しをしない(ピンチのときに助けてもらうお金)
  4. 税金用口座:500万円
    ⇒税金としてなくなる口座

という風に口座ごとに分けております。

この考え方は「ProfitFirst」(マイク・ミカロウィッツ 著)で学んだことを自社流に変えております。

人的リソースを最大限活かすためのITツールと言う武器を使いこなす

弊社は工場のよう製造業ではなく、コンサルティング&システム開発という領域のビジネスをしています。

そのため、仕入れはほとんど発生しません。

しかし、すべての記帳業務を手作業もしくは手入力していると、膨大な作業およびチェック作業が発生します。

そこでITツールを駆使し、人ではなくAIやRPAで実現できる簡素化は実施しております。

また、作業が属人的にならないようにエクセルを使った仕訳・経理作業を極力なくしています。

自社の経理担当者に「エクセルを使うタイミングはいつですか?」と訊いたところ以下の回答が返ってきました。

  • 期初の予算づくり
  • 長期借入金の仕訳を一括登録をするときの元データ作成

バックオフィスメンバーはエクセルを使った関数や独自マクロを作りがちです。

俗に言う、「秘伝のタレ」というものです。

自分だけの作業効率でいうと「秘伝のタレ」のエクセル・マクロ運用は正しい方法でしょう。

一方の側面でいうと、これから企業が成長していけば、経理・バックオフィスメンバーは増えていくことになると思います。

近い将来を意識して、属人化を避け、ITツールに頼ることにしております。

そして、ITツールから少し外れますが、

使用している銀行口座全てをインターネットバンキングを利用しております。

よくメインバンクだけ、2つ程度という話がありますが、弊社では全てです。

もちろん利用費用はかかってしまいますが、インターネットを介し、ボタン一つで明細を取得できることと、ATMに行き、長蛇の列に並び、通帳記入して帰る。

どちらのほうが効率的か?心理的ストレスがかからないか?

を考えると、間違いなくインターネットバンキングを利用する方が効率的です。

顧問税理士からアドバイスを受けやすい状態を作る

弊社の顧問税理士さんは、公認会計士・税理士さんです。

管理会計に強く、そして上場企業の監査をいくつも担当していたご経験のある方です。

その方に、より高みを目指すために

「仕訳の方法」「節税」を伺うだけではもったいないと思いました。

だからこそ、

「自社で経理を実施し、数字の感覚を肌で感じる」

「人的リソースを最大限活かすためのITツールと言う武器を使いこなす」

を徹底し、予実管理ツールManageboardを利活用し、

  • 肌感覚の数字と精緻化された数字があっているか
  • 未来予測をしながら、今やるべき対策をキャッシュの観点からディスカッション

という内容を顧問税理士さんとディスカッションをしていくという流れを作っています。

さらに、今あるキャッシュだけに着目するのではなく、どうやってキャッシュを増やすかのディスカッションもしております。

例えば

  1. Youtube、ホームページの閲覧・集客件数
  2. 問合せにつながった件数、紹介を受けた件数
  3. 受注した商談数および売上が入金に変わるまでの日数

など、自分たちが営業活動をして持ってくることができるお金が足りない。

あるいは遅いのであれば、そこで初めて追加融資を受けるという選択を取ります。

このように過去〜現在〜未来の数字を見る・把握する・予測するためにも、月次決算は必要不可欠なこととなります。

最後に

いかがでしたでしょうか?

創業時のお話を含みながら「月次決算」の重要性と、導入したシステムをどのように組み立てかについてお話をいたしました。

短絡的には「システムを導入したから月次決算が可能になったのでは?」と思われがちです。

ですが今回はそこに至るまでのプロセスと想いをお伝えしたく、このブログを記載しました。

もし、このブログを見て月次決算を一緒になって取り組みたい。

月次決算をするためにシステムを組み直すために社内の重い腰をあげるために支援をしてほしい!

という方がいらっしゃいましたら、ぜひ、3rdコンサルティング株式会社までお問い合わせください。

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皆様の「描いた未来、一直線」に近づけますように。